シャルマントのメンバーは、歌ばかりか、楽器ができる人もたくさんいます。
ある日、吹奏楽の話になって、ファゴットが話題になりました。
ファゴット?初耳だな。会話には、ポカンとしてついていけない私。
あとで、調べてみると、オー見たことはある。でも、これ、チューバだと思ってたわ。
で、チューバを調べたら、こっちの方が、ファゴットっぽいな。
とか思ってしまう、その程度のやつです。
そんな私ですが、
死ぬまでに、一度でいいので、ストラディバリウスを聴いてみたいと思っていました。
でも、ヴァイオリンの楽曲は、あまり知らないし…。
そんな時に、目に飛び込んできたのが、千住真理子さんのシャコンヌでした。
おー、あった、ありました、シャコンヌは知ってる。思い出しました。
クラシック好きの知人が、その中でも特にバッハのファンで、
自身が経営するカフェの名前にもしていました。
それで、シャコンヌのCDを、貸していただいた事があったのです。
と言う事で、千住真理子さんのシャコンヌに決定!!
つくばのノバホール、満員でございます。
こんなに人気のある方なのか~、期待は膨らみます。ドキドキ。
千住さん、きれい~。華奢な体にもかかわらず、大変なエネルギーで、
素晴らしい演奏です。
すごい!と思った瞬間、おもわず、ため息が出てしまいました。
もちろん、音を立ててはいけないので、声は出しませんでしたけれど…。
その時ね、他の皆も同じところで、一斉に、ため息が出たんです。
それで、ホール全体が、音の無い、大きな 大きな ため息に包まれたのです。
この不思議な空間には、驚き、感動しました。
演奏が終わって、拍手は鳴りやみませんでした。
普通なら、ここで、アンコールになるところですが、
千住さんは、しばらくは、拍手に答えて、ステージに立っていましたが、
『シャコンヌに、すべてのエネルギーを使い果たしました、
もう、何もできません。アンコールは勘弁してください』
という心の声が伝わってきて、
『そう ですよね。おつかれさまでした。』とでも言うように、拍手はさらに大きくなりました。😊
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