どこから持ってきたのか、ヴァイオリンでした。
『習いたいと言うほどでは無いんだけど、一回触ってみたい』と言ったのを、
Sちゃんは、覚えていたのです。
ヴァイオリンケースを開けてみると、弦は3本切れていました。
残った一本の弦で、音をだしてみました。
風邪をひいたような音がしました。
『なかなか、難しいものだな…。』
まず、最初に弾いたのは、キラキラ星、次は…誰かが作曲したメヌエット、
クライスラーの何かの曲、アイネクライネナハトムジーク
よし!ツィゴイネルワイゼンも、いっちゃうかな!!
適当にもほどがある、といった演奏。
お昼休みは、ランチもそこそこで、楽器演奏に夢中になったある日、w先輩が言いました。
「すごく下手なんだけど、何を弾いてるか わかるようになって、
その、絶妙に はずれた変な音のせいで、笑いが止まらなくて、手が震えて仕事ができないのよ。
お願いだから、やめてくれる!」
わかる。弾いている私でさえ、お腹がよじれるほど、笑ってしまうのだもの。
まっ、止めませんけどね…。お昼休みまで仕事をしているアナタが悪いの。
そして、今度は、ひょんなことから、三味線が手に入ってしまいました。
長年、押し入れの奥にしまわれていて、埃だらけ。
キレイにしたら、使えるのかな??
三味線は、さっぱりわからない。
シャルマントには、歌ばかりか、楽器のできる人がたくさんいます。
もしかして、『私、三味線わかりますよ』 という人がいるかもしれないですな。

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